こんにちは、アリアです。
「よし、本を読もう!」と意気込んでページを開いたのに、気づいたら頭の中では別のことを考えていて、まったく内容が入ってこなかった…そんな経験、ありませんか? 私はしょっちゅうあります。
最近は特に、スマホでショート動画をつい見すぎてしまったり、SNSを開いたら止まらなくなったり…。本を読む時間を作ったつもりが、いつの間にか別のことにすり替わってしまうんですよね。電子書籍を開いたのに、通知が来て結局メッセージに返信して終わり、なんてこともしばしばです。
読書って本来、心を落ち着けたり、新しい世界に没頭したりできるはずなのに、現代の生活の中ではどうしても集中しづらい瞬間が多いなと感じています。
でもだからといって「私には読書は向いてないのかな」と落ち込む必要はありません。ちょっとした工夫で、驚くほど集中できるようになることもあるんです。
今日は、私自身が「読書に集中できない」と悩んだときに試してみて、効果を感じた方法をお話ししてみますね。
■ 読書に集中できない原因、思い当たること
まずは、自分がなぜ読書に集中できないのかを振り返ってみました。
私の場合はこんなことが多かったです。
- スマホの通知が気になって気持ちが散る
- 疲れているのに無理に読もうとしている
- 読む本が今の気分と合っていない
- 周囲がうるさくて落ち着けない
集中できないのは「私がだめだから」ではなく、環境や気分の問題も大きいんですよね。
■ 環境を整えるだけで変わったこと
私は読書の環境を少し工夫するだけで、集中しやすくなりました。
- スマホを別の部屋に置く
→ 視界から消すだけで、気になる頻度がぐっと減ります。 - 照明を暖色に変える
→ 白い光よりもオレンジ系のライトの方が落ち着きやすく、読書モードに入りやすいです。 - 静かなBGMを流す
→ 完全な無音だと逆に落ち着かないことも。カフェの環境音や小さなピアノ曲が意外と効果的でした。
■ 読む本を“軽め”にする勇気
集中できないときに、あえて重厚な本を読むのは大変です。
そんなときは短編エッセイやライトノベルを選ぶと、気軽に読めて「読書できた」という達成感が残ります。
以前『薬屋のひとりごと』を読んでいたときも、1話ごとに区切りがあったので、スキマ時間でも入り込みやすかったです。ちょっと集中力が足りないときでも、短い区切りで読み切れると満足感が違いました。
■ 読書リズムを作る小さな習慣
もうひとつ効果的だったのが「毎日10分だけ読む」と決めることでした。
たとえ数ページでも「今日も本を開いた」という小さな積み重ねが、自分の中で習慣を作ってくれるんです。
集中できない日は数行でもいい。逆に夢中になれる日はそのまま読み進める。そんな“ゆるいルール”で続けられるようになりました。
■ まとめ:集中できない自分を責めない
「読書に集中できない」とき、つい自分を責めてしまいがちですが、そんな必要はありません。
むしろ集中できないときは「今は休むべき」「別の本を手に取るべき」というサインかもしれません。
大切なのは「本を開くこと自体をやめないこと」。
ページをめくる習慣さえあれば、集中できるタイミングは自然に戻ってきます。
集中できないときこそ、感想を残す習慣が助けになります → 読書ノートをつけて気づいたこと