朝活読書と通勤読書のすすめ|忙しくても本を楽しむ方法

読書

こんにちは、アリアです。

読書って好きなのに、なかなか時間がとれない…そんなふうに感じることってありませんか? 私も以前は「夜にゆっくり読もう」と思っていたのですが、疲れてスマホを触るだけで一日が終わってしまうことが多かったんです。

そこで始めたのが「朝活読書」と「通勤時間の読書」。これが思った以上に自分の生活にフィットして、習慣として続けられるようになりました。


■ 朝の10分読書で気分が変わる

私の場合、朝起きてすぐスマホを触ると、気づけばニュースやSNSを眺めて時間がなくなってしまいます。しかも、得た情報で頭がいっぱいになって、かえって疲れてしまうこともありました。

そこで、あえてスマホに手を伸ばす前に「本を開く」と決めてみたんです。最初はほんの10分。でも、その短い時間が思った以上に心地よくて、一日の流れがガラリと変わりました。

例えば『コーヒーが冷めないうちに』のように1話完結の短編を選べば、10分でもひとつの物語を読めた達成感があります。本を閉じるころには「今日もいいスタートを切れた」と思えて、会社や学校に行く足取りまで軽くなるんですよね。

しかも、朝に本の言葉を浴びると、そのフレーズが一日中ふと頭に浮かぶことがあります。気持ちが沈みそうなときに思い出すと、小さな支えになってくれる。朝の10分読書は、まさに心に栄養をチャージする時間なんだと実感しました。


■ 通勤時間を小さな図書館に変える

電車やバスでの通勤時間って、ただスマホを眺めて終わってしまうことが多いですよね。以前の私もそうで、気づけばSNSをひと回りして、あっという間に駅に着いてしまう毎日だったんです。

でも、その時間を本にあてるようにしてから「通勤がちょっと楽しみ」になったんです。

例えば、シリーズものの小説は通勤読書にぴったり。私は通勤中に少しずつ読み進めることで「続きが気になるから明日も読もう」というリズムが自然にできました。短い時間でも読み切れる区切りがあるので、車内での読書と相性が良いんですよね。

電子書籍をスマホやタブレットに入れておくとさらに便利です。混雑していて立っているときも片手でページを送れるし、重い本を持ち歩く必要もありません。私は通勤バッグが軽くなっただけで気分が明るくなりました。

通勤の20分が積み重なると、1週間で100ページ以上進むこともあります。最初は「スキマ時間に本なんて読めるかな?」と思っていましたが、気づけば数冊を読み終えていて、ちょっとした誇らしさにつながりましたよ。

通勤時間を「退屈な移動」から「小さな図書館」に変えるだけで、毎日の印象がこんなに違うのかと驚いています。


■ 朝活読書を続けるコツ

  • 無理に長時間読まない:10分だけでも十分
  • 短編や区切りのある本を選ぶ:途中で切りやすい
  • カフェや電車を「読書専用空間」にする:習慣化しやすい

読書は時間を作るものではなく、「すき間に入り込むもの」だと気づきました。


■ まとめ:小さな読書が一日を変える

朝の10分と通勤時間を読書にあてるだけで、驚くほど一日が違って見えます。
バタバタと始まるはずだった朝が落ち着き、通勤がただの移動時間ではなく“小さな物語の旅”になる。

おすすめは、短編や章ごとに区切れる作品。『コーヒーが冷めないうちに』や『薬屋のひとりごと』は、私にとってまさにその代表でした。

本を読む時間がないと感じている方こそ、朝や通勤のわずかな時間を「自分のための読書」に変えてみてはいかがでしょうか。

夜の読書習慣については、こちらの記事で詳しく紹介しています → 寝る前の読書習慣で睡眠の質を高める

通勤では電子、朝は紙の本、といった使い分けについてはこちらの記事も参考にどうぞ → 紙の本と電子書籍、どっちがいい?

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